未読手帖Ⅱ

  ― 読書とお散歩の日々、ときどき仕事。 ―

近況

書こう書こう、いや書かなければ、と思っているうちにまた一か月が経ってしまった(ま、毎度のことだけど)。

新型コロナウイルスの騒動に驚きつつ、きちんと自粛している。もともと屋内に籠もってキーボードを叩くのが仕事なので、籠もりっきりでも特に困ることはない。こんな生活三十年以上もやってますが何か、という感じ。でも、週末にふらっと出掛けたり、人に会ったり、店で軽く飲んだり、というのを封印しているのでそのぶんストレスが溜まるかな。

それを紛らわす、といわけじゃないんだけど、家の中をいろいろと整理している。特に、写真。三十年分ぐらい写真を整理もせず箱に放り込んであるのだが、それを引っ張り出して、時系列に並べて、アルバムに分類して、などなど。あと、2000年代になると徐々にデジタルカメラに移行し始めていて、ハードディスクに山のように保存されているをざっと眺めて、めぼしいものをプリントしたり。

面倒だったけど、若い頃の自分や相方の写真を発掘して、へぇ、こんな時代があったんだ、若いなぁ、なんて定番の驚きをしたりね。それとは別に、一時期写真に凝っていた時があって、そのポジフィルムというかスライドがこれまた山のようにあって、これは特に残しておきたいものだけを選んで、残りは処分することにした。風景写真や花の写真を残しておいてもしょうがないから。後になって印象深く残るのは、やっぱり自分や家族が写っているもの、旅行や発表会なんかのイベント、部屋の中のようす、食事や飲み会、当時乗っていた車、着ていた服などかな。

とまぁ、どうでもよいことをしながら日々を送っています。コロナ、どうなるんだろうね。長年生きていると、ホントいろいろなことが起こりますね。経済が大きなダメージを受けて大不況、なんてことにならなければいいけど。ま、生き延びる、というか乗り越える、というかやり過ごすことが当面の課題ですな。