未読手帖Ⅱ

  ― 読書とお散歩の日々、ときどき仕事。 ―

術後一年

 先日、術後一年目の検診に行ってきた。

 幸いなことにまったく問題なく、「もう普通どおり何やってもだいじょぶですよ」と医師から言われて大いに安心した。

 思い起こせば(というほど昔じゃないけど)、一体この先どうなるのだ、と怯えながら入院していたのが一年前。が、喉元過ぎればじゃないけど、今となってはそういうこともあったよね、というぐらいの思い出になっている。

 ただ、「生きる」ことに対する考えが変わってきて、これまでは自発的な気持ちだったのが、一年間生かされたんだな、と受動的な気持ちになってきた。ま、それほど大袈裟なことじゃないんだろうけどね。さて、これからも頑張ろうー、オーって感じか。