読書メモ:『変調二人羽織』(連城三紀彦/光文社文庫)
ようやく自粛が解除されたけど、まだ出歩いていないわけで、本棚にある本をテキトーに読み返している。その中に『戻り川心中』があって、やっぱりうまいなぁ、と。ならばと思ってデビュー作が載っているこの電子書籍を買ってみた。
勇んで読み始めたけど、うーむ。ところどころ異彩を放っているのはわかるんだけど、ちょっと楽しめないなぁ、というのが正直な感想。ほかにも「ある東京の扉」「六花の印」「Mebiusの環」「依子の日記」が収録されている。「六花の印」がなんとなく雰囲気ある。
- 作者:連城 三紀彦
- 発売日: 2013/03/15
- メディア: Kindle版