読書メモ:『瑕疵物件ルームホッパー』(響野夏菜/集英社オレンジ文庫)
よく考えたら、はてなブログにはAmazonの商品を紹介する機能があって、アソシエイトIDを入力しなくてもこの機能を利用できることに気づいて書影の問題があっさりと解決した。ということで、やはりJugemからこっちに移ることにした(行ったり来たり何回やってるんだろうね。自分でも呆れてしまうけど・・・)。
で、久しぶりに文庫本を買ってみたよ、表題の本。いわゆる事故物件の部屋に住んで履歴をクリーンにする仕事をしている人のこと? とは思ったけど、それほど下世話な(というか具体的な)話は出てこず、すんなり読めた。全4話の連作短編。
興味本位というよりは、「死」に割と真面目に向き合っている作品ですね。ただ、最初のうちは設定がよく呑み込めず、首をひねりながら読んでいた。自分的には第2話「あぐみ荘1A室」が興味深い。深夜に読んだせいか、しんみりしてしまった。
瑕疵物件ルームホッパー 但し、幽霊在住に限ります (集英社オレンジ文庫)
- 作者: 響野夏菜,げみ
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2019/05/17
- メディア: 文庫
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ごく私的評価: ★★★☆☆